Ｊ２、Ｊ１で清水には４連勝

　北海道コンサドーレ札幌がホーム札幌ドームに帰ってきた。１分け１敗の勝ち点１＝１１位で、第３節３月１０日午後７時から現在５位（１勝１分け＝勝ち点４）の清水エスパルスと対戦する。清水は新監督ヤン・ヨンソン監督（５７）を迎え、攻撃力が増したようだ。初戦の鹿島アントラーズは０−０で引き分けたが、第２戦のアウエー、ヴィッセル神戸とは、期待のＦＷクリスラン（２５＝ブラジル出身、ベガルタ仙台から移籍）が先制、ＦＷ北川航也、ＤＦ立田悠悟、ＭＦ金子翔太がゲット、４−２で快勝した。

　ヤン監督はスウェーデン出身で、サンフレッチェ広島でもプレーしたこともある日本通。昨年は７月から広島の監督を引き受け「降格戦線」を切り抜け１５位で今季を迎えさせた、どちらかと言えば「クリエイティブ」な采配。


　【札幌の秘策】強気のペトロビッチ監督は、初戦サンフレッチェ広島に０−１で敗れたが、第２戦のセレッソ大阪で３−３の引き分け。ホーム第１戦も３度目の正直で、スタメンは「Ｊ１リーグ誂えのイレブン」で戦う意向だ。

　札幌は７日のルヴァンカップはアウエーで、Ｊ２のヴァンフォーレ甲府と対戦したが中２日の日程から「ルヴァンカップ」のメンバーは大幅に入れ替えた。清水との相性が良い、ＦＷ都倉賢、ヘイス、内村圭宏が久々のそろい踏みで、頑張ったが０−３で大破した。ミシャ監督のチームじゃない感じがした。尾を引かなければよいが―。