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ルヴァンカップ第2戦(7月26日)、C大阪に敗れトーナメント進出ならず

17・07・28
 7月26日、北海道コンサドーレ札幌は、JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ第2戦でアウエーのキンチョウスタジアムに乗り込みセレッソ大阪と対戦。前半に1点を奪われた札幌は、後半開始から新加入の“タイのメッシ”ことMFチャナティップを投入。攻撃が活性化し攻勢を強めるが最後までゴールを割ることが出来ずに0−1で敗戦。2戦合計0−3で決勝トーナメント進出とはならなかった。

 ホームの第1戦を0−2で落としている札幌は逆転での勝ち上がりを狙い、立ち上がりから積極的にC大阪ゴールへ攻め込む。しかし、相手の堅い守りの前に決定的なチャンスを作り出せずにいると、徐々にペースはC大阪に。

 すると前半26分、リズムをつかめないままの札幌が失点を喫する。札幌陣内に押し込むC大阪は、右サイドへ大きく展開し、受けたC大阪DF酒本がワンタッチでC大阪MF秋山にパス。秋山は余裕を持ったトラップから正確なクロスボールを入れると、ファーサイドに走りこんできたC大阪MF福満が頭で合わせ先制ゴール。

 これで、さらに追い込まれる状況となった札幌は、ボールをキープするものの、効果的にボールを運ぶことはできない。逆にC大阪にカウンターからあわや失点という場面を迎えるなど、苦しい展開のまま前半が終了。

 流れを変えたい札幌は後半開始からMF早坂に代えて期待のチャナティップをピッチに送り出す。中盤での精力的な動きが光り、MF小野との連携で相手ゴール前に迫る。

 後半5分にはボールを受けたチャナティップが鋭いターンでC大阪の選手をかわし、左サイドを駆け上がるMF田中にスルーパス。その直後には小野からのスルーパスで右サイドを抜け出すと中央へセンタリング。いずれも得点とはならなかったが、チャナティップを中心に攻撃にリズムが生まれてきた。

 攻勢を強める札幌は、MF石井、FW上原と攻撃のカードを切るが、C大阪DF陣の厚い壁の前に跳ね返し続けられる。終了間際に上原が放ったヘディングシュートも枠に飛ばず、最後までゴールは遠く完封負けとなった。

 次戦札幌は7月29日に札幌ドームで浦和レッズとJ1第19節を戦う。
編集部