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『池淳の岡目八目』コンサドーレの秘策を探る 3

17・03・11
ホーム第1戦はC大阪

 J2から一緒に昇格したセレッソ大阪とは昨年1勝(ホーム)1分け。通算では8勝2分け7敗でやや有利。しかし、これまで2連敗無得点のコンサドに対し1分け1敗のC大阪、新任の尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督(44)は「3年ぶりのJ1で、選手時代にお世話になったセレッソで9位以内を目指したい」と、意気軒昂。
 
 尹監督は韓国東亜大卒で1996年にU−23大韓民国代表。Kリーグやセレッソ、サガン鳥栖でプレー、2011−14年は鳥栖の監督を務めた。日本代表の清武弘嗣をスペイン(セビージャ)から完全移籍で5年ぶりに獲得、さらにクロアチア代表のDFマテイ・ヨニッチを韓国仁川ユナイテッドFCから移籍しての凱旋。さらにGK金鎮鉉(キム・ジンヒョン)にも期待を寄せる。

 初戦のジュビロ磐田と0−0、浦和レッズには1−3の完敗だったが、貴重な1得点はCKからのヨニッチ(187センチ)のヘディングゴール。キッカーは2年目のMFソウザ。このセットプレーが随所にみられる。

 【札幌の秘策】 4−4−2の2トップは柿谷曜一朗・杉本健勇。サイドハーフの清武と水沼宏太の本命は調整中。DFはヨニッチ・山下達也(元札幌)のCBは出入りが激しい(前がかり)。札幌は両サイドから攻めたほうが得策。都倉賢・ジュリーニョのどちらかがマークを外してシュートチャンス。勝つのは今でしょ。
池田淳